新教養主義宣言

「千年なんて単位でものを考えるためには、
 自分が直接には知らないことについて
 いろいろ勉強する必要があって、
 それはきちんとした学問の力と
 想像力に頼らなければ決して具体的に
 感じとれないものなんだけれど、
 ミレニアムとかいってはしゃいでいる連中にそれがあるか?
 どう見てもないね。
 おめでたい連中が、
 数字の暗合に浮かれてるだけだな」
山形浩生 | comments (0) | trackbacks (0)

東風西風

「今から考へれば若気の至りと笑つて過せるが、
 私はお陰でその学校(当時の甲子園優勝候補だった
 某旧制県立中学校)をお払ひ箱になつた。
 五年生の投手の白紙答案に零点を附けたのと、
 小学校から有力選手を引張るため、
 入試に落第点を採つた子供に入学許可を与へようとする
 及落会議で反対意見を述べたのと、その二つの理由による。
 その頃の県立中学でさへ、さういふ状態だつたのだから、
 今日ではどういふ事になつてゐるかと怪しんだとしても、
 あながち猜疑心が強すぎるとは言へまい」
---
括弧内注釈は管理人に依る
福田恆存 | comments (0) | trackbacks (0)

学士会会報

「自分で考えるということは、
 人が生きていく上での芯棒みたいなもの。
 モラル、倫理というものも、
 この芯棒がしっかりしていないと確かなものにならない。
 人生さまざまな局面で、
 自分の生き方について判断しなければならないが、
 その時も自分で考える力が必要である。
 しかし、考えてみればおかしなことである。
 自分で考える力は、人間生れながらに持っている筈のもの。
 それが大学生にもなってまだ弱いのはなぜだろう」
三重野康 | comments (0) | trackbacks (0)

富める貧者の国

「自然科学の理解が不十分だと
 二つの落とし穴に陥る危険があります。
 一つは過大評価です。
 少しでも科学と見えるものを神のごとく信ずる。
 もう一つは懐疑です。
 科学が生み出したもの、
 たとえばパソコンがどんどん社会を変え、
 人々は対応せざるをえない。
 そうした現実のなかで懐疑を抱けば、
 迷信のリヴァイヴァルは
 表現形の一つとして十分にありえるでしょう」
本庶佑 | comments (0) | trackbacks (0)

シティグループ元会長

「父は学ぶことが大切と繰り返し言っていた人で
 いつも手元に本がありました。
 私が大学在学中は私の教科書を取り寄せて読み、
 中身について議論したりしました」
---
グレーゾーン金利撤廃に伴い
日本で展開する消費者金融事業が足かせとなって
海外部門収益が著しく悪化したシティグループだが、
他部門は変わらずの好調ぶりを維持。
最強シティの面目躍如たる姿を保っているが、
現在のこの総合金融機関としての体制を確立したのは
他でもないジョン・リード氏。
45歳の若さでトップに就任して以来16年、
AT&Tとの合併を模索するなど
常に金融の本質を問い続けた。
ジョン・リード | comments (0) | trackbacks (1)

世界史の中から考える

「歴史上の人物を考えるとき、
 われわれよりも理性や計算の面で数等劣っていたとか、
 道徳的におかしかったとして、
 その失敗を説明することは、
 歴史に対する正しい態度ではない」
高坂正堯 | comments (0) | trackbacks (0)

ニッポン問題。

「僕の中学時代の数学の恩師はこう言った。
 『幾何学の証明問題は思考力だと思ってるだろ。
  馬鹿野郎、十年早い!
  紀元前にアリストテレスが二千数百通りのパターンに整理した。
  それを暗記すりゃいい。思考はそれからだ』って。
 それ以降、僕は数学を暗記しまくり、
 大学入試では数学は(たぶん)満点。
 社会科学の理論枠組も暗記しまくり、それがいまの僕です(笑)」
宮台真司 | comments (0) | trackbacks (0)
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